ロックとはロックンロールミュージックの略で、1960年代に現在でも活躍しているアメリカの黒人シンガーが自身の曲に「ロックンロールミュージック」と命名したことがロックの始まりといわれています(諸説ありますが)今のロックに比べれば当時のロックは現在でいうところのロカビリーに近い音楽性でした。また、R&Bやソウルミュージックの要素を含んでおり、ボーカル、ギター、ベース、ドラムといったバンド編成ではありませんでした。「ロック」と聞くとバンド形式での演奏を連想する方が多いと思いますが、それをポピュラーなものにしたのは1970年代に活躍し、今でも世界中に多くのファンを持つイギリスのリバプール出身のあのバンドです。若い方でも一度は耳にしたことがあると思います。彼らは世界を席巻し、バンドというスタイルを確立させました。現在でもベスト盤などのCDが再販され続けていることからも彼らの人気をうかがい知ることができます。彼らは多くの人に影響を与え、良質な後継者を数多く誕生させました。1970年代後半になるとロックから派生したパンク・ロックというジャンルが生まれました。パンク・ロックは攻撃的な歌詞とシンプルなコード進行、手数の多いドラミングが特徴的です。そして、2011年現在、ロックは細分化を極め、多くのバンドが世界中で活躍していますが、そのほとんどはリバプール出身のあのバンドを崇拝しています。そして、リバプール出身の彼らは冒頭で紹介した、現在でも活躍する黒人シンガーを「ロックそのもの」だと崇拝しているのです。